言葉のちから

 こんにちは。

最近始まった事だと思うのですが、このところ「法律事務所」のCMって増えたと感じませんか?

増えたというよりも、以前はまったくなかったと記憶しております。

不況下で企業各社が広告費を削減する中で、「法律事務所」のCMは逆に増えている印象です。

これは、どうしてなのでしょう・・。

世の中に「トラブル」が増えているということなのかもしれませんね。(とくに「お金」の)

「借金」というワードを「ローン」に置き換えたのは、ひとつの「発明」かもしれません。印象が軽く

なって、気軽になります。

一方、「カー借金」「住宅借金」「フリー借金」「消費者借金」「買い物借金」「カード借金」と、書いて

みると、ずいぶんと印象が「重く」なります。「負債」にすると尚更です。(ですよね)

言葉の置き換えには注意が必要かもしれません。(とくに「お金」の)

 

そういえば「暴走族」の呼び名を変えてしまった沖縄の街があったのを思い出しました。

こちらは、「暴走族」という呼び名が暴走族にとってカッコイイものとして捉えられていることから、

だったらカッコ悪い呼び方にしてやろうじゃないか、という取り組みでした。

「俺たちポンポコ族はよォ」とやっても、「みっともないというだけ」にしてしまう作戦です。

沖縄ではどういう呼び名にしたのかは失念してしまいましたが、こういうことは促進した方がいいか

もしれません。

朝青龍も違う四股名にすれば良かったのかもしれませんね。「優等生」とか。

「ひがぁしー、ゆうとーうーせいー」と呼び出されて土俵入りしなければならず、記者からインタビュー

されるときでも「優等生関、きょうの取り組みのポイントは?」などと質問されたら、粗野な振る舞い

はできなかったかもしれません。

冗談のようですが、結構、名前や呼び名というのはバカにできないということが最近ようやく分かる

ようになってきました。また、言葉そのものも同様です。

人間というのは(大きく出ますが・・)「いい子だね」と評価されれば「いい子」になり、「ダメなやつだ」

と評価されれば「ダメなやつ」になるような性質があり、どうやら「信頼している人」にそれを言われれ

ば言われるほど、忠実に相手の評価に自分を合わせて合わせてしまうようです。

どうしてかというと「信頼している人のいうことは正しいから」です。そして、信頼している人の評価を

「正しい」と判断した「私は正しい」ということを証明する為に、「ダメなやつだ」と評価されれば、

「ダメなやつ」になろうとしてしまいます。

だから、褒めるというのは大事なんでしょうね。

相手を褒めることで、相手は「いい人」になり、「いい人」が増えると自分も機嫌よく暮らす事ができる

という良い循環が生まれるのではないでしょうか。

 

と、いうことで、私も言葉には気をつけたいと思います・・。