「めんどくさいこと」が楽しい

 こんにちは。

景気の良い話が聞こえて来ませんねぇ。今朝の新聞では、昨年度の住宅着工戸数は

前年比で27%のマイナス。戸数で言うと80万戸を下回り、1964年以来の事のようです。

1964年といえば、東京オリンピックの年。45年前の水準ということです。

しかし、45年前はベビーブーマーたちが「結婚&家を建てる前夜」という時期でしたから、

これから「少子高齢&人口減少社会」へ突き進む今とは、かなり趣が異なります。

ズバリ言えば「正反対」と言えそうです。こう考えるとなにやら暗くなりそうですが最近の私は

「経済成長なんかしなくても、涼しい顔で楽しく暮らす方法はあるんじゃないのかなぁ」と

考え始めております。

便利になると、「人間のしなければならないこと」は減ります。

高い失業率の原因は不況のせいばかりではありませんよね。せっせと合理化を進めて、

私たちは自分たちの仕事を減らしてきましたから。皮肉なことに・・。

また便利さが「味わい」や「楽しさ」あるいは「ありがたみ」を奪ったものもたくさんあります。

だから「めんどくさいことを増やす」と、これからの時代は、いいことがあるような気がします。(たぶん)

 

そのヒントはBSで放送している「所さんの世田谷ベース」や日テレの「鉄腕ダッシュ」にある

のではないかと、最近まじめに考えております。

 この両方の番組は「めんどくさい事を楽しんでやる」ということで共通しています。これって

「プロセスそのものを楽しむ」ということですよね。そしてその成果を「みんなで分かち合う」。

例えば「鉄腕ダッシュ」には「ダッシュ村」というのがあって、TOKIOのメンバーがそこで、

野菜であれ、道具であれみんな昔ながらの方法で一から手作りをしますね。

スーパーやネット販売でいくらでも簡単に手に入るようなものを「わざわざ苦労して」作ります。

その様子を観ていると、とても楽しそうですし、収穫したものはものすごく美味しそうに見え、

完成したものは特別な感じがします。

それはどうしてかを考えると、そこに「プロセス」があるからですよね。

私たちはTOKIOのメンバーが作業する様をみて「ワタシもやってみたいなー」と思います。

「めんどくさいこと」であるにもかかわらず・・。

「大変だろうなー。でも、やってみたい!」です。

「ワタシもやってみたいなー」の「やる」は、他人の「経験」ですから買うことができません。

しかしそれは、「買わなくてもいい=自分が楽しんでやれる」ことです。

勿論、テレビ番組のようには行かないでしょうが、できる範囲でも十分楽しめるでしょう。

こうなると、お金が動きませんからGDPにはなんら貢献しませんし、経済成長には役に立ち

ませんが、その代わりに、お金では買えない「経験」や「体感」そして「喜び」などが生活の

中に、溢れてくるのではないかなぁ、と

そんなことを考えた、1月31日でした。