「良いといわれることは、みんなで一斉にやる」日本人

 こんにちは。

きょうのような晴天は、ほんとうにしばらく振りですね。ずーっと春らしくない、しかも寒い日々が

続いておりましたから、今朝はこの晴天を見て「おぉ、いい天気ではないか」と呟き、テーブルを

「ドン!」とたたいて「こうしてはいられない!」と、拳を握りしめながら立ちあがった方は、とっても

多いことでしょう。

お花見へ出かける方、おもいっきり洗濯機を回す方など、過ごし方はさまざまだろうとは思いますが

「とにかく何かをしなければ損だ」と思ってしまうような、久々の晴天の日であります。

 

 さて、今のところ小さくしか報道されておりませんが、この1年大騒ぎだった「新型インフルエンザ」

による死者は、季節性インフルエンザの数十分の1だったそうで、中でも日本国内における死者数

は諸外国と比べても極めて少なかったようですね。

この要因は、国民が迅速に、うがいや手洗い、ワクチンの接種など、その予防を実施したことによる

ものなのだと思います。(私もやりました。ワクチンの接種以外は。)

「良いといわれることは、みんなで一斉にやる」ということにおいて、日本人ほどそれを徹底し、大き

な成果を上げてしまう国民は少ないかもしれませんね。

これは国民的美質の一つでしょう。(時には、逆に機能してしまうこともありますが・・。)

だから、「当初から、季節性のインフルエンザよりも危険度が低いといわれているのに、マスクを着用

し、スーパーの入り口で生真面目に手をアルコール消毒する人」を皮肉な目で見てしまうようなことは

なく、むしろ「まっとうだなぁ」と感じておりました。

一方で、あの時の「騒ぎはなんだったのだろうか?」と思わずにはいられません。

ほんとうにあれは「何だった」のでしょう?

これと年間3万人を超える自殺者のニュースの扱い方を比べると、かなりバランスを欠いているように

感じずにはいられません。戦争でも、こんなにたくさんの人は亡くなりませんし・・。

自殺では1日100人弱の人が亡くなり、今回のインフルエンザでは年間で約200人ということですから

「う~む」と考え込んでしまいます。この10年の自殺者は30万人は超えていますから、仙台の人口の約

3分の1、岩沼市規模の人口の街が約7つ分消えたのと同じで、岩沼市は1年半で人口ゼロになる計算

です。これって、すごい事ですよね。(季節性インフルでは多い年で1万人程度が亡くなるそうです)

ひとりひとりの「死」については個別に語られるべきだとは思いますが、自殺のことはもっと大きく扱われ

てもいいように思います。(あぁ、なんだか暗い話になってしまったなぁ)

日本には「良いといわれることは、みんなで一斉にやる」国民性がありますから、自殺のことも同じように

扱えば、案外、成果が出るような気がします。(ホントに)